芝・ダートGI6勝アグネスデジタルが種牡馬を引退、当歳世代が最後

2021年04月16日

 芝・ダートでGIを6勝したアグネスデジタル(牡24歳)が種牡馬を引退することがわかった。今後は、展示馬として十勝軽種馬農業協同組合(種馬場)で繋養されることになる。


 アグネスデジタルは父Crafty Prospector、母Chancey Squaw、母父Chief's Crownというアメリカ産馬。主な勝ち鞍は、マイルCS、南部杯、天皇賞(秋)、香港カップ、フェブラリーS、安田記念。通算成績は32戦12勝。種牡馬期間は2004年~2020年。


 種牡馬としては、ジャパンダートダービーを制したカゼノコをはじめ、ヤマニンキングリー、アスカノロマン、ユビキタスなどの重賞勝ち馬を輩出し、ブルーメアサイヤーとしては、全日本2歳優駿を制したディアドムスや阪神牝馬Sなど重賞3勝サウンドキアラがいる。


 2019年は6頭に種付けして3頭が血統登録されている。2020年は8頭に種付けしており、今年産まれる当歳馬が最後の世代となる。


アグネスデジタルの1歳馬一覧

2001年 天皇賞(秋)


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