【カルティエ賞】欧州年度代表馬はバーイード！

　現地時間10日、欧州競馬の年度表彰である「第32回 カルティエ賞」が発表された。年度代表馬には、バーイード（牡4、W.ハガス厩舎）が選出された。

　バーイードは父Sea The Stars、母Aghareed、母父Kingmamboというイギリス産馬。デビューから10連勝(GI6勝)し、ラストランの英チャンピオンSは4着に敗れた。今後は英国のシャドウェルスタッドで種牡馬入りし、2023年の種付け料は8万ポンドとなっている。通算成績は11戦10勝。

【2022年 カルティエ賞】

・年度代表馬、最優秀古馬：バーイード（牡4、父Sea The Stars)
主な勝ち鞍：ロッキンジS、クイーンアンS、サセックスS、英インターナショナルS

・最優秀2歳牡馬：ブラックベアード（牡2、父No Nay Never)
主な勝ち鞍：モルニー賞、ミドルパークS

・最優秀2歳牝馬：レズー（牝2、父Zoustar）
主な勝ち鞍：チェヴァリーパークS

・最優秀3歳牡馬：ヴァデニ（牡3、父Churchill)
主な勝ち鞍：仏ダービー、エクリプスS

・最優秀3歳牝馬：インスパイラル（牝3、父Frankel)
主な勝ち鞍：コロネーションS、ジャックルマロワ賞

・最優秀スプリンター：ハイフィールドプリンセス（牝5、父Night Of Thunder）
主な勝ち鞍：モーリスドゲスト賞、ナンソープS、フライングファイブS

・最優秀ステイヤー：キプリオス（牡4、父Galileo）
主な勝ち鞍：英ゴールドカップ、グッドウッドカップ、愛セントレジャー、カドラン賞

・特別功労賞：カーステン・ラウジング氏

※主な勝ち鞍は、2022年のGI競走のみを抜粋