2024年01月09日
9日、JRAは「2023年度 JRA賞」を発表し、年度代表馬にはイクイノックス(牡4)が選出された。
イクイノックスは父キタサンブラック、母シャトーブランシュ、母父キングヘイローという血統。2023年の主な勝ち鞍はジャパンC、天皇賞(秋)、宝塚記念、ドバイシーマC。社台スタリオンで種牡馬入りし、2024年の種付け料は2000万円となっている。
【2023年度 JRA賞】
・年度代表馬
イクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)
・最優秀2歳牡馬
ジャンタルマンタル(牡2歳、栗東・高野友和厩舎)
・最優秀2歳牝馬
アスコリピチェーノ(牝2歳、美浦・黒岩陽一厩舎)
・最優秀3歳牡馬
タスティエーラ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)
・最優秀3歳牝馬
リバティアイランド(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)
・最優秀4歳以上牡馬
イクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)
・最優秀4歳以上牝馬
ソングライン(牝5歳、美浦・林徹厩舎厩舎)
・最優秀マイラー
ソングライン(牝5歳、美浦・林徹厩舎厩舎)
・最優秀スプリンター
ママコチャ(牝4歳、栗東・池江泰寿厩舎)
・最優秀ダートホース
レモンポップ(牡5歳、美浦・田中博康厩舎)
・最優秀障害馬
マイネルグロン(牡5歳、美浦・青木孝文郎厩舎)
・特別賞
ウシュバテソーロ(牡6歳、美浦・高木登厩舎)
※馬齢は昨年時点の表記
【年度代表馬 イクイノックスの関係者コメント】
■馬主:有限会社 シルクレーシング 米本昌史代表取締役
「大変名誉ある年度代表馬に選出いただき、誠にありがとうございます。特に猛暑を乗り越え更なる成長を遂げた秋の2戦、天皇賞(秋)とラストランとなったジャパンカップでのこの馬の完成形とも言える走りは、とても印象的なものでした。お世話になりました厩舎および牧場関係者の皆様、温かいご声援をいただきましたファンの皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。早ければ2027年にはデビューしてくるイクイノックスの子供達には、本馬が成し遂げられなかったクラシック制覇を期待したいと思います」
■調教師:木村哲也
「この度は管理馬でありましたイクイノックスが年度代表馬に選ばれましたこと、大変光栄に思っております。2023年は、初海外、関西圏でしっかり勝ち切り、秋2戦は世界中のファンの皆様に納得していただける、世界一のパフォーマンスをしてくれたと思っております。本年からは、種牡馬としてファンの期待を背負うことになろうかと思いますが、彼ならその期待に応えてくれると思いますので、その日を楽しみにしていただきたいと思うと同時に、引続き中央競馬をよろしくお願い申し上げます」
■騎手:C.ルメール
「イクイノックスは、2023年、ハイレベルで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれ、4戦4勝というパーフェクトな成績を残してくれました。ドバイでは世界にその能力を示してくれて、直近のロンジンワールドベストレースホースランキングでも1位をキープしてくれています。宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンカップでは、本当のイクイノックスの強さを見せてくれて、私にとっては忘れられない馬です。ファンの皆様だけでなく、関係者にとっても彼の走りは忘れられないものになったと思います」