2020年07月21日
21日、菊花賞などGI3勝をしたビワハヤヒデが繋養先の日西牧場で老衰のために死亡したことがわかった。30歳だった。
ビワハヤヒデは父シャルード、母パシフィカス、母父Northern Dancerという血統。半弟に三冠馬ナリタブライアンがいる。
現役時代は、新馬戦から3連勝で臨んだ朝日杯3歳Sは2着、93年のクラッシックでは皐月賞はナリタタイシンの2着、日本ダービーはウイニングチケット2着と惜敗したが、菊花賞でGI初制覇。94年には天皇賞(春)と宝塚記念を制し、天皇賞(秋)5着と敗れた後に屈腱炎が判明し、引退した。通算成績は16戦10勝。
種牡馬としては、日経新春杯(G2)2着サンエムエックスや中山牝馬S(G3)2着テンエイウイングなどを輩出したが、JRAの重賞勝利馬を出すことはできず、2005年に種牡馬を引退し、功労馬として余生を過ごしていた。
日西牧場 高山 直樹氏のコメント
「7月21日未明ビワハヤヒデ号は老衰のため永眠いたしました。もう少し長生きさせてあげたかったのですが、力不足で申し訳ありません。ビワハヤヒデの人生(馬生)は恵まれたものだったと思います。多くのファンに応援してもらい、本当に感謝しております」
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