英国G1を制覇したディアドラが引退、海外で繁殖入り

2020年11月22日

　日本で調教された牝馬で初の英国G1を制覇したディアドラ（牝6歳、栗東・橋田満厩舎）が引退し、アイルランドのクールモアスタッドで繁殖馬になることがわかった。初年度の交配相手はガリレオの予定。

　ディアドラは父ハービンジャー、母ライツェント、母父スペシャルウィークという血統。3歳秋に秋華賞を制し、2019年春に海外を拠点にして日本を含めると8か国のレースに参戦した。主な勝ち鞍は2017年秋華賞(GI)、2019年ナッソーステークス(英・GI)。通算成績は33戦8勝(うち海外14戦1勝)。