ハーツクライが種牡馬を引退、当歳世代が最後

2021年06月21日

 数多くのGI馬を輩出した名種牡馬ハーツクライ(牡・20歳)が種牡馬を引退することがわかった。今後は功労馬として、社台スタリオンステーションで繋養される。


 ハーツクライは父サンデーサイレンス、母アイリッシュダンス、母父トニービンという血統。主な勝ち鞍は、有馬記念(G1)、ドバイシーマC(G1)。通算成績は19戦5勝。種牡馬期間は2007年~2020年。


 種牡馬として、有馬記念などGI4勝リスグラシューや天皇賞(秋)などGI3勝ジャスタウェイ、ジャパンCなどGI2勝スワーヴリチャード、ターフクラシックSなど米国GI2勝Yoshida、日本ダービーを制したワンアンドオンリーなど数多くのGI馬を輩出した。


 ブルーメアサイヤーとしては、今年の皐月賞を制したエフフォーリアやマイラーズCを制したケイデンスコールがいる。


 後継種牡馬には、ジャスタウェイやスワーヴリチャード、シュヴァルグラン、ワンアンドオンリー、ウインバリアシオンなどがいる。


 2021年は種付けをしておらず、今年生まれた当歳馬が最後の世代となる。なお、セレクトセールの当歳セッションには3頭、1歳セッションには20頭が上場される。セレクションセールには6頭が上場される。


ハーツクライ産駒の一覧

2005年 有馬記念


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