キタサンブラックが史上34頭目の顕彰馬に選出!

2020年06月09日

 9日、JRAは2020年度の顕彰馬にGIを7勝したキタサンブラックが選定されたと発表した。一昨年のロードカナロア以来、史上34頭目の顕彰馬となる。


 キタサンブラックは父ブラックタイド、母シュガーハート、母父サクラバクシンオーという血統。生産者はヤナガワ牧場。馬主は大野商事。調教師は清水久詞 (栗東)。通算成績は20戦12勝(GI7勝)。


 現在、キタサンブラックは社台スタリオンステーションで種牡馬として繋養されており、2020年度の種付け料は400万円。


北島三郎オーナー
「この度は顕彰馬に選出いただきまして、大変嬉しく心より御礼を申し上げます。振り返れば、キタサンブラックと過ごした3年間は夢のような時間でした。表彰式に向かうターフの上で、満員のお客様より多大なる声援をいただいた情景を思い出すと今でも胸が熱くなります。そして清水調教師、北村騎手、武騎手をはじめ、キタサンブラックに携わっていただいた全ての関係者の方々にあらためて感謝を申し上げます。一日も早く新型コロナウイルス感染拡大が収束し、来年デビューするキタサンブラックの産駒に競馬場で会えることを楽しみにしております。最後になりますが、競馬関係者並びに競馬ファンの皆様の安全と健康を祈念いたします」


清水久詞調教師
「この度はキタサンブラック号を顕彰馬に選出していただき、大変光栄に思います。ありがとうございます。明け3歳のデビューから3年間、怪我や病気もせず、こちらが組み立てたローテーションを一度も休むことなく無事に走り続け、GⅠ7勝と素晴らしい成績を残し、オーナーをはじめ、私自身、厩舎スタッフ、ブラックをサポートしてくださった方々、多くの声援をいただいたファンの皆様に感動を与えてくれました。調教師として、これだけの名馬に出会えたことは感謝であり、これからも精進してまいりたいと思います。そして、種牡馬としても丈夫で強い子供達を送り出してくれることを願っています」


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