サウジC初代覇者マキシマムセキュリティが種牡馬入り KYダービー1位降着

2020年11月11日

 世界最高1着賞金1000万米ドルのサウジCなどGI・4勝したマキシマムセキュリティ(牡4)が引退し、ケンタッキー州のアシュフォードスタッドで種牡馬入りすることがわかった。初年度の種付け料は2万ドル(約210万円)。


 マキシマムセキュリティは4連勝でフロリダダービーを制覇し、ケンタッキーダービーは1位入線したが他馬を妨害したとして17着に降着となった。2020年には優勝賞金1000万ドルのサウジCを制し、前走のBCクラシックの5着がラストランになった。


 マキシマムセキュリティは、父はニューイヤーズデイ、母はLil Indy、母父はAnasheedというアメリカ産馬。主な勝ち鞍はフロリダダービー(G1)、ハスケル招待S(G1)、シガーマイルH(G1)、パシフィッククラシックS(G1)、サウジカップ。通算成績は14戦10勝。


 なお、本馬の父ニューイヤーズデイは、2020年より社台スタリオンステーションで繋養されており、2020年の種付け料は300万円。初年度は158頭の繁殖牝馬と交配された。


2020年 サウジカップ


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