有馬記念3年連続3着ナイスネイチャ死す、35歳の大往生

2023年05月30日

 1991~93年の有馬記念で3年連続3着など活躍したナイスネイチャが、余生を過ごしていた北海道浦河町の渡辺牧場で30日に死亡したことがわかった。35歳だった。


 ナイスネイチャは父ナイスダンサー、母ウラカワミユキ、母父ハビトニーという血統。主な勝ち鞍は1991年京都新聞杯(G2)、鳴尾記念(G2)、小倉記念(G3)、1994年高松宮杯(G2)。通算成績は41戦7勝。種牡馬期間は1997年~2001年。


 種牡馬としては、JRA3勝セイントネイチャーや地方7勝ピットインなどを輩出した。


NPO法人引退馬協会の代表理事 沼田恭子氏のコメント
「本当に長い間、最後の最後まで頑張ってくれたナイスネイチャに、ありがとうの言葉しかありません。ナイスネイチャのお陰で、多くの引退馬たちが、新しい未来を作る事につながりました。支えてくださったたくさんの皆さま、最後までお世話してくださった渡辺牧場の皆さま、ありがとうございました。」


1993年 有馬記念

1992年 有馬記念

1991年 有馬記念


新着ニュース